
今回は以前に紹介した「大岩川源太の『先乗り株カレッジ』」の広告が怪しいと閲覧者から報告を受け、調べてみた結果を紹介しています。
株式投資を行う上で、悪質サイトやステマ広告などに騙されたくない人は絶対にお読みください。
目次
先乗り株カレッジの宣伝広告が急増中
もともと目に付きやすかった『大岩川源太の先乗り株カレッジ』ですが、2023年から、以前に増して宣伝広告を見かけるようになりました。
ヤフーファイナンスは、この通り。
TwitterをはじめとするSNSでも、先乗り株カレッジの宣伝広告に対する投稿が見受けられます。
広告が目に付きすぎることで怪しさや不安を感じる人もいるため、この宣伝量の多さはサービスの印象に悪影響を及ぼしていると言えるのではないでしょうか。
SNSで投稿されたクチコミを見てみると、宣伝広告のせいで先乗り株カレッジに不信感を抱いている人がいることが分かります。
集客に力を入れるのは悪いことではないですが、やりすぎには注意ですね。
また、これほどの広告費を出している先乗り株カレッジの集客方法を深掘りしてみると、かなり手の込んだ悪質な集客法で利用者を集めていることが発覚しました。
実際に騙されたと感じている方も見かけましたので、当記事では注意喚起をさせていただきます。
先乗り株カレッジの最新クチコミ評価は最悪
TwitterなどのSNSで『先乗り株カレッジ』の評判を調べてみると、以前よりもずいぶんと評判が悪くなっていることが分かります。
その理由がこちら。
先乗り株カレッジの勧誘は、以前に増してしつこくなっているみたいです。
利用者が「退会を希望しているにも関わらず、勝手に契約を更新された」との声もあり、安心して利用できる投資スクールでは無くなってきていることが分かります。
以前の検証報告のでは、投資スクールである『先乗り株カレッジ』を株情報サイトと勘違いした投資家からの批判的なコメントが目立っていました。
その一方で、先乗り株カレッジが投資スクールであることを最初から知っていた利用者からの批判的な意見はほとんど無かったように感じます。
しかし、最近は度重なる勧誘のせいで先乗り株カレッジを二度と利用したくないと考えている人が増えているみたいですね…。
悪評を隠すために検証記事を作成中?
悪評が増えるのを危惧したのでしょうか。
先乗り株カレッジの運営会社は、サービスの目玉である「先乗り投資法」を褒めちぎる検証記事を作り、広告費を使って表示しているようです。
上記の記事では、いずれも先乗り投資法を利用者目線で絶賛しています。
投資サービスの利用者が、わざわざ特定のサービスを称賛する検証記事を書き、膨大な広告費をかけてまで宣伝をするメリットはありません。
これらは運営業者の仕込んだ記事広告だと考えることができます。
仕込み記事の内容は鵜呑みにするべきではありません。
この記事の作成者は「先乗り投資法を使ったことで生活が一遍するくらいに稼ぐことができた」と記載していますが、掲示板やSNSでそのようなコメントを見かけたことは1度もありません。
そもそも先乗り株カレッジは利益を獲得するための投資サービスを提供していないので、利益を得ることができる投資関連サービスだと勘違いしてしまわないようにお気を付けください。
ステマ行為をおこなう検証記事の特徴
上述したような、消費者に広告だと気づかれにくいPR方法を、マーケティング用語で『ステルスマーケティング(ステマ)』と言います。
第三者を装って評価をSNSに投稿するなどのステマ行為は、過去に大きな問題となり、投資界隈では、TMJ投資顧問や株エヴァンジェリスト投資顧問がステマ行為による行政処分を受けています。
しかし、ステマ行為に違法性はありません。
消費者の中にはステマ行為で「騙された」と感じている人もいるのに、酷い話ですよね。
こういった悪質業者のステマ行為により、投資顧問や株情報サイトなどの投資関連サービスを信じられなくなった投資家は多いです。
ステマ用に掲載された記事を鵜呑みにすることで損失が発生することを考えると、できればステマ記事は避けて投資関連サービスの利用を検討していきたいですよね。
そこで、今回はステマ行為をおこなっている先乗り株カレッジの検証記事を確認し、その共通点を見つけてみました。
ステマのための検証記事は増えていくと思うので、共通点をしっかりと確認しておきましょう。
②類似したドメインを使って似たような検証記事を大量に出している
①検証記事なのに広告費をかけて宣伝をしている
Googleでは検索をかけたとき、以下のように「スポンサー」の文字と共に検索結果が表示されることがあります。
これは記事の作成者がGoogleに広告費用を払って、検索の上部に表示されるように記事を宣伝をしている場合に表示されるようです。
大岩川源太を検索してみたところ、この広告欄にたくさんの「検証記事」が出てきました。
検証記事には、先乗り株カレッジがいかに優秀なのか、先乗り投資法を学ぶことでどれほどの効果が出るのかといった、大岩川源太の関連サービスを称賛するような内容が散見されます。
当サイトを含め、このような検証記事を掲載しているレビューサイトは世の中に数多く存在しますが、わざわざ広告欄に検証記事を表示することはありません。
なぜなら費用を支払って広告欄に記事を掲載したところで、管理人にメリットが無いからです。
つまり、どういうことかと言うと、スポンサーとして表示されている大岩川源太の関連サービスにまつわる検証記事は運営会社が第三者を装って掲載している可能性が高いということです。
自作自演なら、やたらと大岩川源太を褒めちぎっているのも納得です。
業者の自作自演によるステマ行為に騙されたという声は、たくさん報告されています。
ステマ行為をおこなう悪質サイトを信じてしまって、500万円のマイナスが出たという報告も届いているので警戒しておきましょう。
②酷似したドメインを使って似たような検証記事を大量に出している
先乗り株カレッジの検証記事を並べてみると、いずれも似たようなドメインを使っていることが分かります。
また、記事の内容はコピー&ペーストで代わり映えがありません。
検証記事でありながらドメインの字列が意味を持っていないことや、「.com」の代わりに「.org」を利用していること、記事の内容がほぼ同じであることからは、上記の検証記事が先乗り株カレッジを本当におすすめしたい管理人によって作成されたもので無いことが分かります。
同じドメインで記事を作成していないのは、Google広告の審査落ちに対応するためでしょうね。
検索上位に必ず先乗り株カレッジの称賛記事を表示するぞという、強い意志を感じます。
素直な投資家は内容を信じて契約してしまうかもしれません。
このような手口で集客をおこなう先乗り株カレッジを信用していいのか。
大岩川源太の関連サービスを使おうと考えていた投資家たちは、いまいちど利用について考える必要がありそうです。
大岩川源太のステマ広告まとめ
今回は、以前に紹介した大岩川源太の『先乗り株カレッジ』について、怪しい動きが見受けられるとの報告があったので調べてみることにしました。
その結果、先乗り株カレッジが過度に宣伝広告を掲載していることが分かりました。
もともと広告量の多かった先乗り株カレッジは、ヤフーファイナンスやGoogleの企業広告枠をフルに活用して、サービスの宣伝をおこなっています。
また、先乗り株カレッジは広告枠を使って自作自演の検証記事によるステマ行為をおこなっている可能性があります。
大量のドメインを取得して作った、第三者が書いているように偽った"自社サービスを絶賛する検証記事"に広告費をかけ、広告欄に何度も表示させているようです。
大岩川源太ほどの重鎮を起用している投資スクールが、このように集客方法で会員を募っているなんて酷いですね...。
以前の検証報告で判明している通り、先乗り株カレッジの講師である『大岩川源太』は悪い投資家ではありません。
しっかりと実力のある投資家であるからこそ、宣伝方法には十分に気を付けてもらいたいですね。
このような悪質な集客方法が投資界隈で広がらないためにも、今回は注意喚起をおこないました。
今回のように悪質な集客で会員を集めている投資関連サービスは意外と少なくないのかもしれません。
あらためて投資関連サービス選びには、注意が必要だなと感じました。
そのため、当サイト『投資顧問詐欺のすべて』では、中立な立場で投資顧問や株情報サイトなどの投資関連サービスを検証して報告記事を掲載しています。
過度な宣伝広告に影響されずに、投資関連サービスの正しい評価を確認したい場合は、ぜひご活用ください。
そんな短期高騰株を積極的に案内してくれているのが「株情報サイト」です。