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猫組長氏は元ヤクザの肩書を持つ「投資インフルエンサー」です。
裏社会での経験があるからこそ発信できる、独自の視点を盛り込んだ経済情報などに注目が集まっている人物で、ブログやYouTube、書籍といったコンテンツを提供していることが分かっています。
有名漫画家の「西原理恵子」氏とも仲良しのようですね。
週刊SPA！でのコラボ連載「ネコノミクス宣言」など、メディアでの露出が意外と多いようなので、猫組長という名前は聞いたことがある方が多いのではないでしょうか。
そんな猫組長氏とは一体、どんな人物なのか。
プロフィールや提供サービス、クチコミ評価など、当記事では投資インフルエンサー「猫組長」氏の検証結果を掲載しています。
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投資インフルエンサー「猫組長」とは？
元ヤクザの「猫組長」氏は、2025年3月現在、投資インフルエンサーとして活動しています。
山口組の最高幹部だったそうで、離脱後に金融や経済に関する分析をおこない、SNSや書籍、YouTube、ブログにて情報を発信しはじめたとのこと。
猫組長との名前で活動していますが、本名が菅原潮（すがわら うしお）であることや、祖父が1940年に著書「密猟者」で芥川龍之介賞を受賞した小説家「寒川光太郎」氏であることが明らかになっています。
ちなみに、お父さんは植物学者で、お兄さんは医学博士の「菅原光麿」氏だそうです。
そんな猫組長氏がどうしてヤクザだったのか。
投資とは無関係ですが、気になったので調べてみました。
猫組長は仕手株での大失敗でヤクザになった？
調べてみると猫組長氏は、バブル経済時に立ち上げた投資会社での大失敗が原因でヤクザになったことが分かりました。
投資会社は東京の証券会社に勤務していた先輩に誘われて立ち上げたそう。
最初は大成功していたものの、1989年、25歳の時に仕手株で大失敗。
猫組長氏は25歳で個人資産の5億円を失ったうえ、2億円の借金を背負うことになりました。
そして、多額の借金を抱えて途方に暮れていたところを、当時の山口組の組長にあたる人物が助けてくれたそうです。
そうしてヤクザとなった猫組長。
その後は組のお金を増やすために、新株引受やインサイダー取引、石油取引をおこない、国際金融の知識を徐々に身につけていったようです。
猫組長は「逮捕」されている？
普通に犯罪では？と思っていたところ、猫組長には2度の逮捕歴があることが分かりました。
そりゃそうですよね。
1回目の逮捕は2010年12月に英国ロンドンで。
国際組織犯罪防止条約(第5条)に基づく違反の疑いにより逮捕されてしまいました。
ただ、当時はイスラム過激派組織によるテロ事件の影響が強く、中央刑事裁判所にて「事件に直接的に関与した可能性が薄い」と判断されたようです。
猫組長氏はその日のうちに釈放されたんだとか。
そして2回目は、2010年に大阪市内の通信販売会社の元社長から、およそ2億円の手形を騙し取ったことで2012年6月14日にタイで逮捕されていました。
この時は、国際手配をされていたとのこと。
人を騙してお金を騙し取ったことがあるんですね......。
この事実を知って、不信感や不安を抱かない投資家はいないでしょう。
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猫組長のプロフィールは？
ちなみに、猫組長氏はもともと顔出しも本名出しもしていなかったそうです。
元ヤクザだとの情報も伏せて、投資インフルエンサーとして株情報を普通に公開していたんだとか。
そんな中、週刊誌「FLASH」が猫組長氏に突撃。
インターネットで『実名・顔出し「山口組の再統一についてどう思う？」猫組長を直撃！』という記事がアップされたので、猫組長氏の正体が明らかになってしまったとのこと。
猫組長氏もプロフィール情報の公開は意図していなかったのでしょう。
Wikipediaなどにプロフィール情報がまとめられているものの、猫組長氏本人が運営している、ブログやYouTubeで積極的に情報が公開されている様子は見受けられませんでした。
下記には書籍の販売サイトに掲載されていたプロフィール情報を掲載しておきます。
猫組長氏のプロフィール情報を知りたい方はご覧ください。
▼猫組長氏のプロフィール情報
本名は菅原潮(すがわらうしお)。1964年生まれ。兵庫県神戸市出身。元山口組系組長。評論家。本名、菅原潮。大学中退後、不動産会社に入社し、その後、投資顧問会社へ移籍。バブルの波に乗って順調に稼ぐも、バブル崩壊で大きな借金を抱える。このとき、債権者の1人であった山口組系組長を頼ったことでヤクザ人生が始まり、インサイダー取引などを経験。石油取引を通じて国際金融の知識とスキルを得る。現在は引退して評論、執筆活動などを行う。
猫組長は大学を中退している？出身大学は？
プロフィール情報を見ていると猫組長氏が大学を中退していることが分かりました。
大学名はどこにも掲載されておらず、最終学歴も知ることは出来ない状態です。
経済学部に在籍していたことだけは確実だそうですが、経済ヤクザ・インテリヤクザと呼ばれているわりに、学歴に関する情報が本当に少ないですね。
出生地が神戸市で中退後は大阪の不動産会社に入社しているので、大学はそのあたりだと噂されていますが、実際のところは誰も知らないみたいです。
詐欺師は嘘のプロフィール情報を公開していることが多いです。
猫組長氏のプロフィール情報もすべてが正しいとは言い切れないので、あまり鵜呑みにしないほうが良いかもしれませんね。
猫組長の提供サービスは？
2025年3月現在、猫組長氏は複数のWEBサイトとチャンネルを運営していました。
公式ブログの「猫の楽園 散歩と昼寝とたまにメシ」や、ニュースレター「猫組長TIMES」では株情報や株式市場の近況を、YouTubeチャンネル「猫組長チャンネル」やニコニコ動画「猫組長チャンネルプラス」、「猫組長のオフィシャルサイト」では猫組長氏の最新情報を知ることができるようです。
YouTubeチャンネル「猫組長チャンネル」では、炎上覚悟、訴訟上等、猫組長氏が生放送でお酒を飲みながら大人の雑談をするという配信を実施していました。
チャンネル登録者数は6.5万人越えで、それなりに人気があるようです。
ちなみに、猫組長氏は一部のニュースレターとニコニコ動画の「猫組長チャンネルプラス」、書籍を有料で提供しています。
有料サービスかどうかの基準は「内容の過激さ」にありそうです。
ニュースレターの利用料金は月額2,000円、ニコニコ動画は月額600円～1,200円、書籍は1冊あたり約1,500円です。
手頃ではありますが、内容の即時性、具体性には疑問が残る状態です。
猫組長氏はアナリストじゃないですからね。
有料サービスを使う前には「自分が何を知りたいのか」を、よく考える必要があると言えるでしょう。
投資インフルエンサー「猫組長」のクチコミ評価は？
猫組長については掲示板で「信用できない」との声が数多く投稿されていました。
最近は政治批判的な発言も多いようで、投資に関する投稿だけをピックアップするのが難しかったです。
長谷川氏と猫組長のバトルは何も生まない。ニコ生での利益目的の争いは混乱を招くので辞めてほしい。
場を荒らしている張本人は再生回数が増えて嬉しいんでしょうね。こんな人が相場を予測？誰が信じるのか、疑問です。
猫組長の影をチラつかせて圧をかけてくる輩が多すぎる。世の中に常識のない人間は一定数いるけど、猫組長云々と言う人間が多すぎるわ。傍若無人に振る舞えば振る舞うほど保守党の評価が下がることわかっているのだろうか。
猫組長を参考にしている投資家はいなそうですね。
有名な投資家が政治について言及するのは珍しいことではありません。
現役医大生投資家の「造船太郎」氏もNHK党の副党首になったりしています。
しかし、彼らの発言がすべて正しいとは言えません。
あくまで発言は参考程度と捉えるようにお気を付けください。
投資インフルエンサー「猫組長」の検証結果まとめ
検証の結果、猫組長氏が株式投資の参考になる確率は低いと感じました。
元ヤクザの猫組長は、複数のWEBサイトやYouTube、ニコニコ動画といった動画配信サービスで株情報などを発信している投資インフルエンサーでした。
しかし、必ず株式投資の参考になる株情報を提供している投資インフルエンサーではないようです。
YouTubeやニコニコ動画といったチャンネルでは、株情報よりも「自身の近況報告」や「政治に関する考え」を発信していることが多いことが分かっています。
そのため、当サイトは猫組長氏の提供サービスを株式投資の参考としておすすめするのは難しいと判断しています。
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政治色が強いので自分は参考にするのが怖いと思った。
最近の個人投資家たちの動きは支配的であまり参考にならない気がする。