WSCは国内外の株情報が手に入る、グローバルな株情報サイトです。
NISAなどで米国株が注目されている現代の株式投資にピッタリなコンセプトを持ったサイトだと言えるでしょう。
ただ、WSCには『GrowingAI』のリニューアルサイトだとの情報もあるようです。
GrowingAIは行政処分サイトとの繋がりが発覚し、投資家におすすめ出来ない株情報サイトであることが分かっています。
もしWSCが絶対にGrowingAIのリニューアルサイトならば、株式投資の参考にはしないほうが良いと言えそうですね...。
そこで今回は株情報サイト『WSC』について調べてみることにしました。
運営会社やサービス内容、最新の口コミ評価など、WSCの詳細は当記事をご覧ください。
目次
WSC(ワールドストックチョイス)とは?
WSCは、米国株式の情報なども配信している株情報サイトです。
投資人口の増加やNISAの普及、円安の影響で大きく注目されている国外の株もサポートしてくれるサービスを提供しているようで、一部の投資家に注目されています。
しかし、調べてみたところ『WSC』は運営会社などの情報がGrowingAIと丸被りしていることが分かりました。
GrowingAIは、過去に行政処分サイトとの関係が明らかになったサービスです。
悪質サービスの販売を繰り返す悪徳業者が運営をおこない、ステマ行為などで投資家を騙して契約料金を奪い取っていることが分かっています。
このことから、WSCは株式投資の参考になるとは言えません。
参考にしようとすることで個人情報が漏れたり、投資資金を騙し取られる可能性も高いため、公式サイトをみる際にも注意が必要だと言えるでしょう。
WSCの口コミや評判は?
そんなWSCの「とあるレビューサイト」の口コミは非常にいいです。
まずは、投稿されている口コミをご覧ください。
これらの口コミは、行政処分サイトとの癒着が騒がれたレビューサイトに投稿されていました。
見事に高評価コメントばかりが並んでおり、WSCを稼げるサービスだと称賛していますね。
ただ、完璧に嘘はつかないようにしているのでしょう。
細かく見ていくとWSCのサービスが高評価な理由は「米国株式のサポートをおこなっているから」だけです。
実際の投資家がこれだけでサービスを高評価にするなんてことはありません。
そもそも、株式投資をはじめたばかりの投資家や米国株に興味のない人は『WSC』を使う必要がないので、こんなに沢山の高評価コメントが集まっているのも不自然です。
このことから、WSCはステルスマーケティング(ステマ)行為をはたらくような悪質レビューサイトと手を組んで、無知な投資家を騙していると考えることができます。
投稿された口コミが嘘である可能性は高く、非常に危険なので参考にしないでくださいね。
投資顧問詐欺を見分ける3つのポイント
世の中には投資顧問詐欺を見分ける大きなポイントが3つあります。
そのため、このポイントに当てはめればWSC(WorldStockChoice)が安全なサイトなのか、危険なサイトなのかを仕分けることができます。
以下がその具体的な理由です。
投資詐欺を行っているサイトのほとんどが行政処分を受けている。
投資詐欺を行っているサイトの多くが実績を偽っている、もしくは公開していない。
投資詐欺を行っているサイトは会社が海外や表記なし、中にはオンボロアパートを記載していることがある。
それでは3つのポイントをWSCに当てはめて見ていきましょう。
行政処分歴の有無
株サイト「WorldStockChoice(ワールドストックチョイス)」と、その運営会社である「株式会社Growing」に行政処分歴はありませんでした。
しかし、株式会社Growingは「グローイングAI」という株サイトを運営しています。
グローイングAIには行政処分サイトとの繋がりが噂されており、安全に利用できるとは言い難い実態があると潜んでいると言えるでしょう。
投資実績の信頼性度
WSCは公式サイトにてスクリーニング結果を公開しています。
しかし、スクリーニングについては「いつ行われているのか」が分かりません。
銘柄名だけが並んでおり、公開データに関する詳細情報は一切ありません。
これは信頼以前の問題ですね...。
会社概要の記載
WSCの公式サイトには会社概要がしっかりと記載されていました。
ただ、登録後の商材販売ページからは会社情報を確認することが出来ないので概要は登録前にしっかりと確認しておきましょう。
また、WSCの会社概要は前に検証を行ったグローイングAIと全く同じでした。
グローイングAIには良い印象が無いので、米株を扱っているという理由だけでWSCを盲目的に利用するのはオススメしません。
以上のことからWSCは安全に使えると言い難い株サイトであることが分かります。
株サイトを利用する際には他社サービスと比較して最も自分の希望に合うものをお選びください。
WSCの提供する投資サービス・プラン
ここではWSC(WorldStockChoice)が提供している投資サービスをご紹介します。
WSCではサービスを体験できる無料コンテンツが用意されていませんでした。
以下で紹介するサービスはすべて有料となりますので、発生する契約料金にもご注目ください。
WSCの提供する有料サービス・プラン
JPChoice(ジャパンチョイス)
ジャパンチョイスは日本株式にフォーカスした投資サービスです。
米国株式の分析で得た情報を基に導いた日本株を投資家に提供しています。
株情報は1回(3銘柄)あたり50,000円で契約可能となっています。
ジャパンチョイスの契約情報は提供された当日しか利用できません。
USChoice(USチョイス)
USチョイスでは米国株式に活用できる情報が提供されています。
キャピタルゲイン・インカムゲインなどにより、大きなトータルリターンが期待できる米国株を抽出しています。
株情報は1回(3銘柄)あたり80,000円で契約可能となっています。
こちらも契約情報は提供された当日しか利用できません。
WSstandard(WSスタンダード)
WSスタンダードでは日本・米国株式の両方が分析されています。
短期スイングトレードに最適の株をそれぞれから1株ずつ抽出しています。
株情報は30日間(約1か月)が200,000円で契約可能となっています。
WSスタンダードは週に1回のペースで5銘柄が送られてくるとのことで、かなり情報量の多いコースだと言えるでしょう。
WSsilver(WSシルバー)
WSシルバーでは日本・米国株式の両方を分析し、材料による大化け期待株が案内されています。
株情報は1回(5銘柄)あたり600,000円で契約可能となっています。
WSシルバーの契約情報も提供された当日しか利用できないのでご注意ください。
WSgold(WSゴールド)
WSゴールドでは日本株・米国株市場の両方を分析し、その時々による市場テーマに沿った短期上昇期待の株が抽出されています。
契約料金は30日間が1,000,000円、100日間が2,000,000円、190日間が3,000,000円です。
契約情報は週に1回のペースで5銘柄が送られてくるようです。
WSプレミアムでは日本株・米国株市場の両方を最新AIが分析しています。
契約料金は180日間で5,000,000円、365日間で8,000,000円となっており、本格的に世界のマーケットを網羅したい投資家のための特別コースだと言えるでしょう。
WSプレミアムでは週に1回のペースで6銘柄が提供されているとのことです。
6種類もあるWSCの投資コースはすべてが有料コンテンツです。
いちばん安いコースで5万円と他社サービスに比べて手軽に利用できないため、投資初心者や資金に余裕のない投資家さんは使いづらいと言えるでしょう。
WSCの投資顧問詐欺の疑惑は払しょく出来なかった
検証の結果、WSCを優良株サイトと位置付けることは出来ませんでした。
WSCは行政処分サイトとの繋がりが噂されているグローイングAIと会社概要が丸被りしています。
内容的には米国株式に対応しているなどWSCのほうが発展していますが、AI(人工知能)を利用したサービスということで日本株に対しては同じようなサービスが展開されています。
そのため、一部の投資家からはWSCがグローイングAIのリニューアルだとの報告が挙がっています。
もしこれが事実ならば、グローイングAIの現在の評価がWSCの評価になるといっても過言ではありません。
グローイングAIの口コミ評価が低いことを考えるとWSCの利用は要検討ですね...。
また、今回の検証でWSCの会員はどちらかと言えば米国株式へのサポートを期待していることが分かっています。
日本株式が落ち込みっぱなしなことも踏まえると、WSCの米株ひいきはより顕著になるでしょう。
現段階で日本株でのトレードを検討している方や資金の少ない投資家がWSCを利用するのは難しいと言えるのではないでしょうか。
米国株式はマーケット規模が日本株の約8倍なので藁にもすがりたい気持ちは分かります。
しかし、最近できたばかりの株サイトに任せて良いのかは悩ましいところだと言えるでしょう。
以上が今回の検証結果です。
WSCの検証は今後も行っていきたいと思うので、利用者の方は是非クチコミをご投稿ください。
当サイトでは日本株を対象とした便利な株情報サービスをご紹介中です。
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