投資顧問ベストプランナーの悪徳行為

 

投資顧問ベストプランナーは、株式会社スマートアセットマネジメントが運営を行う『業界NO.1宣言』をしていた投資顧問会社でした。

 

出だしから、「なんで過去形なの?」と思う方も多いかもしれませんが、これには深い事情があります。

 

それは、令和元年8月の下旬に突如投資顧問ベストプランナーの公式サイトがネット上から消えた事が始まりです。

 

多くの検証サイトや口コミ評判サイトには、「ベストプランナーの会員ページが消えたんだけど!」という投稿が寄せられたようですが、ベストプランナーの電話対応はギリ可能だったとのこと。

 

ちなみに、どうしてこのような事態を招いてしまったかというと、電話で聞いた方がいたのでそちらの口コミを少し公開させて頂きます。

 

投稿者:匿名

電話繋がったから聞いてみたけどサーバーのトラブルらしいよ。 いつ復旧するかわからないって言ってたけど大丈夫なの?

 

会員へは、「サーバートラブル」と一時は返答していたようですが、実際のところ令和元年9月20日に証券取引委員会から行政処分勧告が行われたので、それに伴いサイトを閲覧不可にせざる負えなかったというのが正しいようです。

 

 

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投資顧問ストプランナーとは?

 

 

投資顧問ベストプランナーは、日本株式投資に特化した専門サイトとして日本大型株から低位株の調査はもちろん、独自の情報網を駆使することで、“個人レベルでは不可能な情報収集力を実現可能” にすると謳う助言会社です。

 

中でも、個別銘柄全般の売買に関する有益な「生きた情報」を提供し、顧客の利益の最大化を行う株式投資のプロフェッショナルとして、資産形成のサポートすることを強みとしていたみたいですが、実際に利用していた方の口コミや評判を見る限り、悪質な会社という印象がとても強かったです。

 

代表の高見英治に関しては、行政処分が下され半年以上経った今でも、"騙された”と恨みをもつ個人投資家も多いとのことで、益々悪徳性の信憑は増すばかりです。

 

では、その恨まれるほどの人物『高見英治』について、少し調査してみたのでご覧頂きたいと思います。

 

高見英治の経歴

 

平成14年     株式会社ベンチャー・リンクに入社
平成16年     株式会社ベンチャー・リンクを退社
平成16年8月  有限責任中間法人日本プロバスケットボールリーグ設立準備室設立
平成17年3月   株式会社bjリーグを設立
平成24年4月   21世紀アセットマネジメント株式会社  取締役
平成27年11月  株式会社スマートアセットマネジメント  代表取締役
平成28年7月   株式会社テコテック           取締役
平成28年11月  株式会社東京ビットコイン取引所     代表取締役
令和元年6月   ジャパンフィンテック株式会社      代表取締役(現在)

投資顧問ベストプランナーから退いた後は、ジャパンフィンテック株式会社の代表取締役として就任したようです。

 

このジャパンフィンテックという会社の公式サイトを見てみると、投資関連の企業だということが分かりますが、なんというか中身のないHPで本当に運営しているのかすら危うい感じがしますね。

 

いきなり代表取締役に就任するくらいなので、高見英治ともともと関わりのあった企業に違いないでしょうが、投資顧問ベストプランナーのスタッフの受け皿として用意されたということは、同じ投資関連会社ですし悪質性を疑うのが自然でしょう。

 

 

令和元年9月20日政処分

 

 

投資顧問ベストプランナーを運営する株式投資スマートアセットマネジメントは、令和元年9月20日付けで証券取引委員会から行政処分を勧告されました。

 

行政処分に至った主な原因は、大きくまとめると3点あり、特に悪質な営業勧誘が証券取引法に違反しているとされ、処分される決定打となったようです。

 

どんなに、評判があろうがなかろうが、法律違反は絶対に許されるものではありません。

 

では、行政処分の内容を確認していこうと思います。

 

引用元:証券取引委員会公式HP

『株式会社スマートアセットマネジメントに対する行政処分について』

 

顧客に対し偽のことを告げる行為

 

(1)金融商品取引契約の締結の勧誘に関して、顧客に対し虚偽のことを告げる行為
 当社は、見込顧客に対して、メールを配信する方法により、投資顧問契約の締結の勧誘を行っている。
 今回検査において、当社における平成28年5月から令和元年5月までの間の投資顧問契約の締結の勧誘状況を検証したところ、以下の法令違反行為が認められた。
 
■銘柄分析・選定者に関する虚偽告知
 当社は、少なくとも延べ33万3000人以上の見込顧客に対して送信したメールにおいて、実際には当社の高見英治代表取締役(以下「高見代表」という。)が銘柄分析・選定に何ら関与していないにもかかわらず、事実に反して、「私、高見が完全監修を務める」等の文言を記載し、虚偽の内容を告げて投資顧問契約の締結の勧誘を行った。
 
■助言実績に関する虚偽告知
 当社は、少なくとも延べ1500人以上の見込顧客に対して送信したメールにおいて、買い推奨を行った複数の銘柄について、実際には売り推奨を行っていないにもかかわらず、事実に反して、買い推奨日からメール配信時までの間に最高値となった日を「売却推奨日」と記載するなどして、虚偽の内容を告げて投資顧問契約の締結の勧誘を行った。

 

上記の違反内容では、投資顧問ベストプランナーの公式サイトやメールマガジンにおいて、嘘の実績(提供もしていない銘柄)の記載をしていたことがまず問題視されたようです。

 

嘘の実績を掲載する運営側のメリットとしては、投資顧問ベストプランナーの有料情報に参加すると『これだけの利益がでる!』と顧客に思わせ間接的に情報を買うように誘導し、会社収益の底上げができるという点。

 

また、その実績を掲載する際に、代表の高見英治が選定した銘柄(実際には関与していない)と一言添えるだけで、信用度の高い情報だと会員に思いこませる事が目的だったようです。

 

そして、ご存じの方も多いでしょうが、投資顧問ベストプランナーには実はグループ会社があります。

 

中でも、株式会社MLC investmentが運営を行う雅投資顧問(現:投資顧問AIP)と株式会社フラムが運営を行うTMJ投資顧問は、ほぼ同じ内容で令和2年3月12日に証券取引委員会から行政処分を下されています。

 

投資顧問ベストプランナーの行政処分の際には、代表の高見英治が実際に選定銘柄に関与していなかったことが明らかになりましたが、上記の2社の行政処分の時は、それに類似する悪質行為が残念ながら発覚まで至らなかったようです。

 

優秀な人材を一人広告棟として全面に推し出している点からみても、間違いなく雅投資顧問(現:投資顧問AIP)とTMJ投資顧問でもそれは行われている可能性は高いでしょう。

 

認させるような表示のある広告をする行為

 

(2)著しく事実に相違する表示又は著しく人を誤認させるような表示のある広告をする行為
 当社は、投資助言業者等を評価・比較している複数のウェブサイトにおいて、当社の広告を行っているが、平成31年4月から令和元年5月までの間の当該ウェブサイトにおける広告(以下「ウェブ広告」という。)の内容を検証したところ、以下の法令違反行為が認められた。
 
ア.銘柄分析・選定者に関して著しく事実に相違する表示
 当社は、実際には高見代表が銘柄の分析・選定に何ら関与していないにもかかわらず、ウェブ広告中に、「高見英治を筆頭に銘柄選定及び投資助言が行われている」等の記事を掲載した。
 
イ.助言実績に関して著しく事実に相違する表示
 当社は、多数の銘柄について、実際には投資助言の実績がないにもかかわらず、ウェブ広告中に、助言を行った銘柄である旨の記事を掲載した。
 
ウ.助言実績に関して著しく人を誤認させる表示
 当社は、当該ウェブサイトにおいて、実際には当社が記載した内容であるにもかかわらず、あたかも第三者によって投稿されたかのような外観を装った、当社の助言実績等に関する記事を多数掲載させた。

 

上記の違反内容を簡単にまとめると、ネット上で掲載している投資顧問比較・評判系のサイトで、事実と反するありもしない嘘をつきまくってたって内容になります。

 

銘柄の選定すら放棄していた代表高見英治に加え、公式サイトではないという理由をいいことに、盛りに盛りまくった実在しない数多くの助言実績。

 

また、その比較サイトに投稿する口コミは、全て投資顧問ベストプランナーの関係者が毎日のように書き込んでいたそうです。

 

私も、何度か批判する投稿を書き込んだことがありますが、実際に掲載されたことは一度もありませんでした。

 

 

ここまで露骨に、勝てもしない情報しか提供していない裏腹『優良会社』と広告や宣伝を背面下で行ってたら、そりゃバレますよね。

 

こういった猛烈なアピールをする口コミサイトを一般投資家が運営しているとも考えにくいですし、これではステルスマーケティングだと思われて当然です。

 

ちなみに、その気になるステマサイトに関しては、雅投資顧問(現:投資顧問AIP)とTMJ投資顧問の記事で詳しく掲載しているので、そちらをご覧ください。

 

投資顧問ベストプランナーの分内容

 

 

投資顧問ベストプランナーは、癒着していた口コミサイトの情報を意図的に操作し、特定の会社を優良に見せかけ、不正に会員の募集を数年に渡り行い続けてきました。

 

その結果、以下の厳しい行政処分が証券取引委員会より正式に下されました。

 

 

株式投資をきっかけとした「安心」「ゆとり」「明るい」人生設計に役立つ情報を配信していると言った会社の末路がこれです。

 

いくら金融商品を取り扱う資格を持っている業者だとしても、国の後ろ盾を悪用し、会員をお粗末な結果にしか導けない投資顧問会社の行末なんてこんなもんですよね。

 

代表の高見英治は、上記の悪質な法律違反行為をベストプランナーに在籍するスタッフに指示し、会員から金を巻き上げることだけに着目。

 

自業自得ですが結果的に、投資顧問会社を運営するために絶対必要な金商資格を失う羽目となりました。

 

これによって事実上の廃業が決まった投資顧問ベストプランナーは、公式サイトの閲覧を停止したまだでは良かったのですが、背面下では会員が過去支払った情報料金の返金を求めた集団訴訟が行われていたようです。

 

ちなみに、現在でも以下の様なサイトが存在します。

 

 

まだ、集団訴訟は完結していないらしく、廃業から現在に渡り投資顧問ベストプランナーを訴訟する動きは今も続いているようですね。

 

ネット上に存在する口コミや評判でも、行政監査により代表の高見英治が詐欺行為全般の指示していたことは明白なので、悪評は留まることを知りませんねw

 

 

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この記事を書いた人
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株助
この記事は、株式投資をはじめて早13年。過去に36社以上の利用経験をもち、悪質株サイトの餌食となった経験もある『株助』が執筆しています。利用者のリアルな声やクチコミ、実際の様子を考慮して正しく検証を行った結果をまとめています。読者のみなさまの株式投資を紹介記事でサポート出来ると嬉しいです。